【行橋市・他】廃線の危機!赤字が続く平成筑豊鉄道10月にも法定協議会設置の要請へ。

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福岡県行橋市の「行橋駅」から福岡県田川市の「田川伊田駅」を結ぶ「田川線」
「田川伊田駅」から福岡県直方市の「直方駅」を結ぶ「伊田線」
福岡県田川市の「金田駅」から福岡県田川市の「田川後藤寺駅」を結ぶ「糸田線」

3つの路線を保持する第3セクターの「平成筑豊鉄道」が、廃線の可能性も含めた法定協議会の設置を10月末にも福岡県に要請することが分かった。

平成筑豊鉄道は、2019年8月24日に令和で初めての駅となる「令和コスタ行橋駅」を開業したことでも有名だが、断続的な赤字が続いており7月には沿線市町村が福岡県に対し「今後のあり方の検討を行う検討会」の要請が行われ、今月2日には鉄道を廃止し、転換を行うことも視野に入れた「みやこ町議会全員協議会」が、京都郡みやこ町にて開かれた。

みやこ町議会全員協議会によると、転換による自治体負担額は鉄道の施設保有と運行を分ける上下分離方式で300億円、BRT転換で200億円、路線バス転換で100億円となる見込みで、転換をせずに現状を維持するには毎年10億円程度の赤字が見込まれる。

また、新型車両の購入費用も合わせると赤字額は30年間で500億円にもなる見込みで、現状を維持していくのはかなりきつそうだ。

各沿線市町村は福岡県に対し10月末を目途に「法定協議会」の設置を要請するとしており、これに対し福岡県も既に設置をする方向で準備を行っている。

みやこ町の内田直志町長は「利用者の足を守るのは最優先の課題」としており、沿線住民とも協力して納得できる解決策が見いだせるかが今後の最大のカギとなりそうだ。

この記事で紹介した企業

平成筑豊鉄道
行橋市、みやこ町、赤村、香春町、田川市、福智町、小竹町、糸田町、直方市
本社:金田駅(福岡県田川郡福智町金田)

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