西鉄バス北九州は7月1日より、小倉駅周辺や黒崎駅周辺、折尾駅周辺で運行するバスの100円区間を廃止することを発表した。
値上げ後はいずれも初乗り150円となる。
また、同社から発売されている北九州都市圏1日フリー乗車券についても現行の800円から1000円に値上げすると発表した。
なお、デジタル乗車券のスマ乗り放題は現行の800円のままで今現在では値上げされる予定はない。
グランドパス65も同様に値上げが予定されている。
西鉄バス北九州ではここ最近、魚町定期券販売所の閉鎖や小倉駅バスセンター案内所の閉鎖、行橋営業所の窓口営業時間短縮など事業の見直しを進めてきた。
また、新型コロナの影響でダイヤ改正も頻繁に行っておりかなりのダイヤが削られていた。
今回の値上げもその一環だ。
一方、100円バスはたくさんの人をワンコインで分かりやすく簡潔に降車できるようにという意図もあり長年運用されてきたがここ最近nimocaやmonoSUGOCAなどのICカードを使う人が多くなってきたため50円値上げしても昔ほど困る人は少ないかもしれない。
むしろ50円で西鉄バス北九州が存続してくれるなら大半の市民が協力するだろう。