行橋駅前千鳥饅頭、ニューゆくはし跡地解体、跡地は歩道。

福岡県行橋市にある44年間親しまれ去年12月に惜しまれながら閉店した行橋駅前のニューゆくはしと千鳥饅頭が入居していたビルの解体が始まっていた。
ニューゆくはしは1975年11月に行橋駅前に開業。
店内はシャンデリアがある昭和レトロな昔ながらの喫茶店としてリピート客も多く人気だった。
最近では1階の千鳥饅頭とともに古くからある行橋駅前のシンボルとして市民に親しまれてきたが、行橋市が5年ほど前から進める道路拡張計画において立ち退きが必要な拡幅用地に指定されたことが主な閉店理由だ。
店舗跡地は行橋市が買取り歩道になると思われるが敷地が広くそれ以外の場所については何になるかは特に発表されていない。
近頃、行橋駅前通りでは行橋市の道路拡張工事によって解体される建物は少なくなく近年建て替えられた銀行などは既にあらかじめセットバックして建っている。
この計画により閉店・移転を余儀なくされたお店の数は多く今現在再開発前以上に空地や空きテナントが目立つ。
また、平成筑豊鉄道の令和コスタ行橋駅も開業しゆめタウンなどが建ち並ぶ西宮市や安川通りへ買い物に行くようになった人も多く都市機能を集略させる当計画においては向かい風となっている。
行橋市はひとが集まる街として駅を中心に都市機能を集積した安全安心で快適な都市基盤を目指すとしている。

カテゴリー: 行橋市 タグ: , , , , , パーマリンク